安全第一
ウイングフォイリングは安全なスポーツですが、いくつかのルールを守らずに行うことで非常に危険なスポーツとなる可能性もあります。海に入る前に装具やリーシュの付け根が締まっているかチェックしましょう(ヘルメットやインパクトベストの使用を推奨します)。ここでは安全に飛ぶためのポイントをご紹介いたします。
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- 海や湖に、入りやすいポイントを選ぶ。大きなショアブレイクのあるところでのエントリーは必ず避けましょう。大きなブレイクでのギアを持ったエントリーは、ギアだけでなく、自分自身にとっても危険な場合があります。
- ボードを運ぶ時には常にコントロールしてください。 風上にフォイルを向けて持ち、風下にウイングをニュートラルな状態を保ちながら持ちましょう。フォイルは鋭利で尖っているため、ウイングにダメージを与える可能性があるので、ウイングをフォイルに近づけないようにしましょう。
- ウイングフォイリングを行う場所の水深を確認してください。 フォイルが海底に十分に当たらない場所まで歩いて押して行きスタートしてください。 岩や岩礁に注意してください。事前に行う場所の情報を収集してから行ってください。
- 岩、崖、桟橋、漁具には近づかないようにしましょう。必ず簡単にビーチに戻ってくることができる場所で乗るようにしましょう。セーリングが禁止されている場所には近づかないようにしましょう。
- ライドシェア。 緊急時には、最終的に助けを呼ぶことができる他のライダーと一緒に練習することをお勧めします。単独での練習は避けましょう。
- オフショアでは絶対に練習しないでください。 サポートのボートなどがある場合を除きます。
- 激しい風や波のコンディションでのライディングは避けてください。風速40ノット以上、また5フィート以上の波の中での練習は控えてください。
- 水上での優先順位を尊重する。 2人のライダーが反対方向から来た場合は、スターボードタック*のライダーが優先されます。ポートタック*のライダーは、速やかにスターボードタックのライダーの進路を開けるようにしてください。原則はスターボードタックのライダーが進路をキープし、ポートタックのライダーは進路を開けるようにダウンウインドに角度を変えてください。 ジャンプや方向転換をする前に、十分なスペースがあることや他のライダーの進路を妨害する事がないことを確認して行ってください。
- 陸上の全ての人を尊重する。 セッティング中、入水中、休憩中は、陸上にいる全ての人に注意し、近づけないようにしましょう
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*スターボードタック:通常のライディングで右手がリーディングエッジを持ってライティング
*ポートタック:通常のライディングで左手がリーディングエッジを持ってライディング